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「故障した!」と判断する前に…

ディスポーザブルライター(使い捨てライター)の普及により、ライターの仕組み・構造をよく知らないという人も増えています。
以下のような場合、故障ではないこともありますので、「着火しない」=「故障」とすぐに判断せず、一度確認してみましょう。

火が着かない

確認するポイント 対応のしかた
ガスライターの場合
ガスは入っていますか? 細いドライバーの先などで、ガス注入口のバルブの先端を押してみてください。ガスが噴出しなければガス切れです。ガスを注入してください。
ガス注入直後ではありませんか? ライターが冷えているので、常温に戻ってから着火します。
炎調整ネジ(または炎調整レバー)が[-]方向いっぱいになっていませんか? 炎調整ネジ(または炎調整レバー)を適正な位置に調整します。
オイルライターの場合
オイルは入っていますか? タンク内の綿にオイルが染みているか確認しましょう。乾いているようであれば、オイル切れです。オイルを注入してください。
ウィックの先端が焼け焦げて、ススだらけになっていませんか? ブラシや綿棒でスス部分を清掃し、改善されない場合は、ウィックの先端を5mmほど引き出し、ハサミで切ってください。
(フリント使用のとき)
フリントは入っていますか?
そのライターに合ったフリントを入れてください。
フリントが無くなりかけて(薄くなって)いませんか?
そのライターに合ったフリントが入っていますか?
ヤスリ部分が摩耗したり、目詰まりしていませんか? ヤスリ部分をブラシなどで掃除してください。摩耗がひどい場合には交換が必要となります。

炎が急に小さくなった

確認するポイント 対応のしかた
ガスまたはオイルの残量は十分ですか? ガスまたはオイルを注入してください。

炎が安定しない

確認するポイント 対応のしかた
ガス注入直後ではありませんか? ライターが冷えているので、常温に戻るまで数分待ってから着火してください。
スキー場など、通常とは異なる場所でライターを使用していませんか? 気温の低い場所や高地などでは炎が不安定になることがあります。
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